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病院でのスマホ利用はOK!?5G時代を迎え医療機関、在宅の医療機器の検証が必須

医療機器への電波不具合の事例を収集

総務省は平成30年7月3日に公表した「2018年情報通信白書」で、医療機関の電波利用について医用テレメーターや無線LANなどで多くのトラブルが発生し「不具合事例」の収集を行なっていることを明らかにしました。
現実に、近隣の医療機関の心電図波形が表示されるといったケースもあり、同省では、これら医療機関の電波障害に関するトラブル事例をまとめ、注意喚起する方針です。
中には、数百メートル離れた医療機関の患者の心電図が表示されるなど、このようなトラブルによって患者に万が一あった場合、医療機関、医療機器の信用は失墜、外来数も減少する可能性も大きくあります。

スマホ急普及が医療機器に影響?

医療機器このようなトラブルは、医療機関内で心電図の波形を伝送可能な医療機器など電波を利用する医療機器の普及が増えるとともに、患者や家族などがスマートフォンやタブレット端末の利用が増加していることが考えられます。
電波管理が適正に行われていない医療機関では、混信や干渉など医療機器に不具合が生じる可能性が高くなります。
一般に、医療機関ではスマートフォンなどの使用は禁止と思われますが、平成26年8月に電波環境協議会は、医療機関での「携帯電話使用に関する指針」を発表。
医療機関内のロビーや廊下、食堂、病室でも利用可能であり、診察室においては電源を切らずとも使用は控えるべきとしていました。

急速に進捗する通信技術、5G世代へ

ただ、この指針は4年前の通信事情前提の話であり、通信技術は急速に進捗し、平成31年には1年前倒しで、これまでの桁ハズレの通信量が送受信可能な5G(第五世代移動通信システム)が始まる予定です。
厚生労働省では平成30年10月、スマートフォンやタブレット端末を含め、携帯電話の電波が医療機関の医療機器や在宅での医療機器に与える影響をまとめた総務省の報告書を医療従事者に周知するよう都道府県に通知。
誤作動が発生した医療機器の中には、スマートフォンと在宅の医療機器の間の具体的な離間距離が取扱説明書に記載されていないケースもありました。

医療機器25台のうち9台に影響

医療機器総務省の報告書では、医療機器に対し6種の周波数帯を測定したところ、25台の医療機器のうち、9台に影響が出たと言います。
成人用人工呼吸器では、スマートフォンなどの端末から20センチほどの距離で医療機器に電波の影響が出ており、自発呼吸を誤検知したことを記載しました。
医療機器は、呼吸回数が増加し続け、アラームが鳴り、その後も呼吸回数が増加し続けるなどの現象が起きています。
本格的な無線通信、5Gを迎え、在宅の医療機器も増えており、新たな検証が必須になってきています。

[2018.10.12更新]

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