医療機器、理化学機器の輸入販売
株式会社リコオテクノは、欧米の一流医療機器、理化学機器を取り扱う専門商社です。

e-Mail: info@riko-techno.com

電話:03(5577)6133

受付時間: 平日 AM9:00〜PM17:00

リコオテクノ:医療機器・医療業界動向

トップ > 医療業界動向 > 個人の医療情報を保護し「クラウド」上で利活用!

個人の医療情報を保護し「クラウド」上で利活用!データ解析方法を実証

NICT、筑波大学、三重大学協力で実証成功

NICT(National Institute of Information and Communications Technology:情報通信研究機構)は、平成30年7月18日、暗号化され医療データの詳細を見ることなく、解析対象の医療データであるか否かを判定する暗号方式の性能を実証したことを発表しました。
この研究は、NICTセキュリティ基盤研究室と筑波大学が三重大学の協力のもとに行われました。
ここ数年、企業の顧客情報や金融機関・クレジット会社の顧客情報などが漏洩したとの報道を目にしますが、情報漏洩の代償は計り知れなく大きなダメージとなります。

これまでの医療データ、誤った可能性も

医療機器医療データの情報漏洩に対し安全策としては暗号化が有効的であり、暗号化したままのデータに演算が可能な同型暗号を用いたセキュリティの研究が進められています。
ただ、医療データを暗号化すると、医療の解析データかどうかが判明できず対象外のデータも統計処理に加われ、誤った数値が算出することもあります。
これは、医療データにとって、人の命に関わりことでもあり、あってはならない演算処理となります。
ただ、解析前に暗号化を復元し、解析データであるかを確認することは時間や人でもかかりプライバシー上の懸念事項ともなります。

国も大事な医療データに3省で協力

総務省は、平成30年7月31日、医療情報を扱うクラウドサービス事業者向けへ「クラウドサービス事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン」を公表。
クラウドサービスは、これまで自分のパソコンや、医療機関内でのデータを集約したサーバを通し情報を共有していたものが、インターネット上のビッグデータが保管される専用サーバを通じ情報を得るもので、情報量は日本全国の医療機関から集められています。
同省では、特に医療関連の運営事業者などの位置付けを明確にし、同時に「クラウドサービス提供における情報セキュリティ対策ガイドライン」と整合性をとり、不正アクセスや情報漏洩に関し、総務省と厚生労働省、経済産業省の3省でガイドラインへ対応しています。

セキュリティ万全で新たな診断・治療法に期待

医療機器今回の実験では、三重大学病院の匿名化されたデータを患者同意の元に、大学内部だけのネットワーク環境で行い、NICTは暗号化データの解析法と解析ツールの開発を担当し、筑波大学は、医療データの検定手法の検討を担当。
これらの技術革新によって、医療の個人情報を保護し、情報漏洩を防ぎ、医療のビッグデータを安全に利活用できるようになり、新たな診断法や治療法の開発につながることが期待されます。

[2018.8.10更新]

▲ page top